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 日本から3000キロ南へ位置する人口1万9千人の小さな島国、パラオ共和国は日本との関係は古く、戦前、戦中は統治下にあり、日本人によってもたらされた様々な産業、文化は、今も食文化や社会性に色濃く影響を残しているほどです。

 1994年(平成6年)10月1日に独立した際にも、国旗のデザインは、島民多数の応募から『日の丸』を模した『月の丸』が採用されるなど非常に親日的な国民でもあります。

 先の大戦が終わり50数年、激戦地であったパラオでも、1万2千人に及ぶ日本兵が戦死(玉砕)しました。日本軍によって事前に他の島に非難させられていた島民たちが戻ると、日本兵の亡骸だけが放置された有様に、涙したといわれております。英霊はそんな島民たちによって丁寧に葬られたというエピソードも残っております。

 1982年(昭和57年5月)には、「青年神職南洋群島慰霊巡拝団」20名の有志が全ての資材を日本から運び、島民の協力によって「ペリリュー(南興)神社」が立て直されました。また、サイパン、テニアン島までその活動を広げ、昭和56年以来、22年間にわたり遺骨の収集活動などを通じて太平洋諸島のミクロネシア連邦、パラオなどの諸国との親善交流を続けてまいりました。

 このような背景のもとに、私たちは民間レベルでの両国民の交流を通し、両国の友好・協力関係を促進することを目的として、平成11年10月にNPO『南洋交流協会』を設立いたしました。日本国内においても、いろいろなセミナーやイベントの開催を通じて活発な啓蒙活動を行うなど、様々な分野の皆様からのご支援とご協力によって運営されております。


 ぜひ、皆様も、私たちとご一緒にご参加いただきますことをこころよりお待ち申し上げて、ご挨拶とさせていただきます。
平成15年7月吉日
NPO 南洋交流協会
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